服を手洗いすることについて
約一年前に現在の部屋に引っ越してから、私の部屋には洗濯機がありません。
「より小さい部屋に引っ越すことで生活水準を落とす」というのが引っ越しの目的だったうえに「洗濯機のない生活ってどんな風なのか?」という好奇心もあったりで、思い切って処分することにしたのです。
洗濯機のかわりに私が使っているのはバスルームにある洗面台です。
以下のような手順で毎朝2〜3回の洗濯を行っています。
- 洗面台の排水口に栓をしてお湯をためる
- 液体洗剤を投入し、よくかき混ぜる
- 色ごとに分けた洗濯物を投入し、優しくもみ洗いする
- 約10分間ほど放置する(この間に簡単な掃除をしたり朝の支度をしたりする)
- 洗面台の流水ですすぎをし、軽く絞る
このときにとても役に立っているのが、がんこ屋本舗の「海へ・・・」という洗濯用洗剤です。
この洗剤、ごく少量で洗濯できるうえ手荒れも全くしないので、今では無くてはならない洗濯アイテムになっています。
衣類を手洗いするようになって一番困ったのが洗濯物の脱水でした。
手で水気を絞るため、どうやっても完全な脱水はできません。
一時期は速乾性のあるセームタオルを使って脱水していましたが、脱水の作業とセームタオル自体の手入れが面倒で(劣化が早く、濡れたまま放置してしまうと季節によってはカビがわく)、結局使わなくなってしまいました。
試行錯誤の結果、今現在は「脱水が十分じゃなくても1日で乾くくらい薄い素材の服やタオルを利用する」という方針と、「雨の日はエアーサーキュレーションを利用する」という方法で乗り切っています。