再び、「持たない暮らし」について

中座椅子

2013年の11月に「『持たない暮らし』について」という記事を掲載しました。

この記事の中で私は

最終的には、「持ち物の多い・少ない」にもこだわらない生き方ができたらいいなと思う

と書いたのですが、

それから2年が経過した今、自分にとっての「持たない暮らし」を改めて考えてみたいと思います。

 

今現在の暮らし方

今の私の暮らし方をあえて言うなら「比較的モノを持たない暮らし」になると思いますが、そこに「シンプルライフ」や「ミニマリスト」といった特定の呼び名をつけるつもりはありません。

私にとっての現在の暮らし方は決して特別なものではなく、習慣としてあまりモノを増やさないようにしている(増えないようになっている)だけの、至って日常的な暮らし方です。

そういう意味では「持ち物の多い・少ないにもこだわらない生き方」とまではいきませんが、持ち物の少なさに対するこだわりは2年前に比べてかなり薄れてきたように感じます。

 

私にとっての「持たない暮らし」

日常的な習慣となってしまった「比較的モノを持たない暮らし」ですが、今でもこの暮らし方を続けている大きな理由の一つは単純に楽しいからに他なりません。

 

それほど多くない持ち物の中で暮らしていると、持ち物ひとつひとつが暮らしの中で重要な役割を担ってくるようになります。

1つの持ち物を手放し、また別の持ち物を手にいれるという行為が、直接的に暮らしの変化につながってくるのです。

 

つまり「何を手放し、何を所有するのか」を選択することによって、自分のライフスタイルを意図的にデザインしていくことができるのです。

 

私にとっての「持たない暮らしの楽しさ」は、「自分のライフスタイルを自分で好きなようにデザインする楽しさ」と言えるのだと思います。

 

これからの暮らし

これまでの数年間は、持ち物を手放すことによって自分のライフスタイルを変化させてきました。

おそらく今後もその流れは続いていくのだろうと思いますが、

これからは持ち物を手放すことによってだけでなく、自分考え方・カラダの使い方・食事の仕方など、さらに多くの面から人生にアプローチしていけたらと考えています。

 

2年前に比べすっかりストイックな感じが抜けてきた今現在の「持たない暮らし」について、今日は書いてみました。