私の「欲しいものリスト」について
2015年の暮れに作った 2016年の欲しいものリスト「My 2016 Wish List」ですが、年明け2週間もたたないうちに全て手に入ってしまいました。
思えば私の「欲しいものリスト」のジンクスとして
約2〜3ヶ月の間にそれらの大部分を手に入れる羽目になる
というものがあります。
これは以前、別サイトの「欲しいものリストをつくって持ち物を減らす」という記事でも書いたとおりなのですが、
私はこのジンクスのため、この1〜2年の間「欲しいものリスト」というものを作らないようにしていました。
その理由は、欲しいものをリストを作ることによって実は本心からは望んでいないもの・ことを手に入れてしまう可能性があるからです。
あるモノが本当に自分にとって必要なものなのかどうかは、それを実際に手に入れてみなければわかりません。
自分にとっての必要なものを知るという意味で、様々な「欲しいもの」を手に入れてみるのはとても重要なことだと思っています。
その過程を経て、欲しいものを手に入れる経験を重ねれば重ねるほど、心の底から自分を満足させてくれるモノとの出会いはとても希少なのだと気づくようになります。
そして次第に、「本当に欲しいと思っているわけではないモノ」を手に入れる虚しさを実感するようになってくるのです。
そんなわけで私自身は最近「欲しいものリスト」というものを作っていなかったのですが、
昨年末久しぶりに欲しいものリストを作った際には、極力「自分に必要ないもの」を含めてしまわないよう、以下の手順を意識しました。
- ずっと欲しいと思い続け、今後も欲しい気持ちが変わらないだろうと思えるものをリストアップする
- そのうち、もし手に入れて期待はずれだったとしても後悔しないと思えるものだけに絞り込む
- さらにそのうち、手放すときの手続きをシミュレートでき、その労力をかけるだけの価値があると思えるものだけに絞り込む
こうやって作った「欲しいものリスト」は、私にとっては「手に入れる覚悟ができているものリスト」と言い換えることができます。
手に入れる覚悟さえできていれば、あとは良いご縁やタイミングを待つ(もしくは自分で作る)のみなので、比較的スムーズに手に入ってしまう・・・というのが、私の「欲しいものリスト」の特徴です。