何を食べるか(食べないか)よりも大事にしていること

今も昔も、健康になるためのダイエット法(食事法)には様々なものがあります。

すぐに思いつくだけでも

  • 糖質制限ダイエット
  • パレオダイエット
  • 地中海式ダイエット
  • グルテンフリーダイエット
  • 菜食主義(マクロビオティック、ローフード、ナチュラルハイジーン etc)

などたくさんありすぎて(しかも互いに主張が矛盾するなどもしていて)、どれが本当に健康にいいものなのかを判断するのは至難の技です。

 

私も人並みに自分の健康には関心がありますので、上記の食事法のうちのいくつかは実際に試したことがあります。

しかしそれぞれの食事法を長く続ければ続けるほど、

  • 逆に身体の調子がイマイチに感じられるようになったり(菜食を長く続けた時のエネルギーの枯渇感や冷えなど)
  • ルールを完璧に守ろうと神経質になりすぎて気疲れしてしまったり(食材の調達や外食時に料理を選別する手間など)

といった体感があり、生活全体を俯瞰するとあまり快適にはならなかったというのが実感でした。

※ なおこれらの体感は、私の体質や住んでいる土地の風土にもよると思いますので、全ての人が同じように感じるとは限りません。

 

今現在は、自分の体感を頼りに、好きなものや手に入りやすいものを自由に選んで食べるようにしています。

そして食べた後の自分の体調や気分の変化を注意深く観察することで、自分に合った食事方法(避けたほうがよさそうな食材や食事の量・タイミングなど)も完璧にとはいきませんが何となく解るようになってきました。

 

結果的に避けるようになった食材もありますが、それは「食べないほうがより快適でいられる」という自分の体感にもとづいて選択していることなので、特にストレスはありません。

また逆に避けているものを食べることがあっても、その後の体のケアも念頭に入れたうえでの選択なので、変に罪悪感を持つこともありません。

 

大切なのは、何を食べるか(もしくは何を食べないか)を外からの知識だけに依って決めるのでなく、何よりも自分の体を信じ、体感を使って吟味していくことなのではないかと思います。

 

 

ちなみに。

今現在の私の食生活は、伝統的といわれている和食(野菜入りの味噌汁+雑穀入りのごはん+漬物や大豆製品や蒸し野菜など)を基本とし、気分によってお肉やお魚のおかずを加えたり、時には外食を大いに楽しみ、そして時にはプチ断食やインド風のおかゆで胃腸を養生する といった食習慣に落ち着いています。

 

※ 雰囲気としては、以下の本の中で紹介されている長寿村の食事内容に、いくぶんか多目に動物性たんぱく質を加えたような感じでしょうか。

ただ今のこのバランスも、歳を重ねるにつれてまた変わってくるんだろうなという気がしますので、今後も自分の体の観察はつづけていくつもりです。