ヨガと「何も考えない空白の時間」について

秋の風景

 

突然ですが私はヨガをしています。

ヨガマットの上で様々なポーズをとったり瞑想したりする、あのヨガです。

始めたのは2008年1月からですから、そろそろ丸6年になると思います。

 

始めた目的は運動不足の解消ですが、精神的なリラックス効果も密かに期待していました。

というのも当時はかなりストレスの多い生活をしており、心も体も休まらないギリギリな状態が何ヶ月も続いていたのです。

 

勇気を振り絞って参加した初めてのヨガクラスは、いろんな意味でキツかったように思います。

周りと比較し、上手くポーズをとろうと頑張ってしまいました。
深い呼吸をしたくてもできず、体から力を抜こうとしても抜けませんでした。
リラックスするどころか、いつもと同じように心配ごとや不安が頭の中を駆け巡っていました。

ヨガをすることで、何をしても安らげない自分を初めて自覚しました。

 

その日から週に1〜2回の頻度でヨガクラスに通うようになりました。

そして少しずつですが、ヨガの最中に「頭で何も考えない空白の時間」を感じることができるようになりました。

 

それは私にとって、心配ごとや不安に振り回されることのない唯一の安らげる時間でした。