寝袋
今や「極限まで持たない暮らし」の定番アイテムとなっている寝袋。
私が所持しているのはモンベルのマミー型の寝袋「U.L.スーパースパイラルダウンハガー♯3」です。
一般的なマミー型の寝袋とは違い胴体部分が伸縮する作りになっているので、くるまって寝ても窮屈さはそれほど感じない優れものです。
「これひとつあれば寝具は不要になるんじゃないか?」という目論みのもと、実験のつもりで導入してみたアイテムですが、しばらく使っていくうちに自分にとってのメリット・デメリットがはっきりと見えてきました。
まずメリットとしては以下のようなものがありました。
- 軽くてコンパクトに畳めるので場所をとらない
- 羽毛毛布とはちがい、汚れにそれほど気を使わなくていい(自宅で洗濯も可能)
- 同じ重量の羽毛布団にくらべ格段に暖かい
そしてデメリットは以下。
- 1年のうち、快適に使える期間が案外短い
- 夏は蒸れるので使えない
- 真冬はよほど衣類に気をつけないと寒すぎる
- かといって厚着すると、今度は蒸れる
- 快適に寝るにはマットレスは必須
- 快適に寝るにはまくらも必要(私の場合)
上記のようなメリット・デメリットを総合して考えた結果、
結局マットレスやまくらが必要で、衣類にも気をつけないといけない(そもそも衣類は最小限しか持っていないので、寝袋用に新たに購入しないといけない)となると、室内でわざわざ寝袋を使う意味はないんじゃないだろうか?
という結論に達したのが現在です。
そんなわけで今現在のこの寝袋の利用方法は以下。
ジッパーを開けた状態で、普通の羽毛布団がわりに使っています。
具体的には寒い時期限定で、「シルクの毛布→綿の毛布→シルクの毛布→アクリル毛布」という感じにレイヤリングした毛布の間に挟んで保温性&保湿性を高めるのに利用しています。
湯たんぽも併用することで、かなり快適な就寝環境の出来上がりです。
シーズンオフになると付属のコットンバックに入れて押し入れの中へ。
邪魔だな〜と思ったら、さらに小さいバッグにつめることも可能です(長期保管には向かないみたいですが)。
非常時にはもちろん、本来の寝袋としても使える優れものです(笑)。
Brand:mont-bell
Color:バルサム