自宅でできる遺伝子検査「MYCODE」を受けてみました
誕生月の先月11月。
ちょっと特別なことをしてみたいと思い立ち、かねてから興味のあった遺伝子検査「MYCODE(マイコード)」を受けてみることにしました。
MYCODEは、専用の検査キットを使って採取した唾液を郵送することで遺伝子検査をおこなってくれるサービス。
検査項目は280以上もあり、病気(3大疾病のがん・心筋梗塞・脳梗塞 など)や体質(長生き・肥満・肌質 など)の遺伝的傾向を知ることができます。
※ ただし遺伝子の研究は現在においても発展途上のため、現時点では「科学的根拠が多少あるおみくじ」くらいに思っておくほうがいいかもしれません。
検査の流れは、
- 検査キットを購入
- 検査キットが届いたら、MYCODEのWebサイトで会員登録と検査コード登録をおこなう
- 唾液を採取して返送
- 検査が完了したら、Web上で閲覧
という感じになっています。
自分で採血をする必要のある遅発性フードアレルギー検査くらべて、唾液だけでいいのでとても簡単です。
そんなわけで、ちょっと前に検査が完了しましたので、今回はその一部をご紹介。
例えば以下は、病気の発症リスクの高いもの上位10個。
私の場合、がんなどよりは生活習慣病に関連する病気のリスクのほうが高い傾向にありそうです。
「病気の発症リスク」と聞くと、少しでもリスクの高いものがあると過度に心配してしまいそうになりますが、
私の場合は逆に、適度な運動と質素な食事を毎日続けるよいモチベーションになりました。
他にも、様々な体質の遺伝的傾向を見ることができます。
以下はMYCODE利用者によく見られている項目の結果。
中には何のことだかわからない項目もありますが、 詳細ページをみれば大まかに理解できるようになっています。(全て読んで理解するのは時間がかかりそうですが)。
MYCODEで面白かったのが、自分の母系の祖先のルーツ(ハプログループ)を教えてくれる追加サービス。
私のハプログループは、日本人に一番多いといわれている「D」タイプでした。
いわゆる弥生系のご先祖様。
このハプログループがたどった過去の道のりはこんな感じらしいです。
- 2千年前 → 日本で稲作
- 1〜3万年前 → 中国南部で稲作
- 5〜10万年前 → インド西部から東へ東へ移動中
- 10〜20万年前 → 全人類共通の故郷、アフリカなう
壮大すぎてロマンがあります。
そして最後に。
私のハプログループと、見た目にかかわる体質の遺伝的傾向をもとに導きだされた祖先の外見予想図(ゲノミー)が以下。
うーん、似てるのかしら?という感じですが、楽しめたので満足です(笑)